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【メンテナンス等】FOCUS IZALCO
FOCUSのロードバイク IZALCO をメンテナンスでお預かりしました。
今回の作業内容は
✅洗車
✅カンパニョーロホイール ハブメンテナンス
✅DEDA ハンドル&ステム交換
です。
まずは洗車から。汚れを落として車体をリフレッシュしたら、続いてハブメンテへ。
分解前からゴロゴロ感や引っ掛かりはなく良好な状態でしたが、異常が出る前にメンテナンスを行うことで、結果的にコストを抑えることができます。必要箇所をグリスアップしながら組み直し、回転がスムーズなことを確認して完了です。
ちなみにハブには【USB】と記されていますが、実際にはより抵抗の少ない CULTベアリング へアップグレード済み。滑らかな回転性能が際立ちます。
最後にハンドル交換。
イタリアDEDA社の【SUPERZERO RS】シリーズ、ハンドルとステムへチェンジしました。
SUPERZEROハンドルは、同社定番のドロップ形状RHMをわずかに改良した【RHM-EVO】形状を採用。下ハンドルの落差が小さくなっており、ブラケットから下ハンドルへの握り替えがスムーズ。姿勢変化が大きすぎて「ポジション迷子」になりにくいのもポイントです。
専用のサイクルコンピューターマウントをセットすれば、一体感あるコックピットが完成。
ステム一体型ハンドルの人気も高いですが、角度調整にこだわるライダーには別体式も根強い人気です。
この度は作業のご依頼、ありがとうございました!
…ちなみに、DEDAのカーボンハンドルを購入すると付いてくる 巨大な袋。
私も持っていますが、普段ドロップハンドルを単品で持ち運ぶシチュエーションはまず無いので、使う機会が…(笑)
シューズ入れにするには大きすぎ、遠征時の洗濯物入れにするには小さいという、まさに「帯に短し襷に長し」。
ヨーロッパではあの袋で長いバゲットでも運ぶのでしょうか…?🥖
DEDAユーザーの皆さんはこの袋、何に使っていますか?(笑)
【フリーボディ交換】アルテグラホイール
洗車でお預かりしたバイクを点検中、車体を軽く持ち上げて落とすとリア周りから「ガタガタ」と異音が確認できました。
スプロケットの緩みを疑い増し締めしましたが異常はなく、調べてみるとフリーボディ自体にガタが出ている状態でした。
こちらのホイールはフリーボディの分解ができず、最小単位での交換はアッセンブリー品となります。
基本的には15mmの大きな六角レンチでゆるめ、新しいフリーボディを取り付けるだけの作業ですが、ペダリングすると締まる方向に力が加わるため、これまでこのホイールに入力された“マックスパワー”で締まっており、取り外しには少々苦労しました。
交換後はガタはなくなり、異音も解消されました!
練習用としてしっかり使い込まれていたホイールでしたので、ちょうど寿命を迎えたタイミングだったのかもしれませんね。
この度は作業のご依頼をいただき、ありがとうございました!
【オーバーホール】BASSO
今回お預かりしたのは、BASSOのロードバイク。
ロードバイクは生活スタイルの変化などで一度乗れなくなると、気がつけば数年のブランクが空いてしまうこともありますよね。
搭載されているコンポーネントは、2010年頃に登場した Shimano 5700シリーズ。
しばらく乗られていなかった雰囲気が出ていたので、まずは目視で状態を確認し、高額な部品交換が必要かどうかをチェック。
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STIレバー:長期未使用で変速不良が出やすい箇所ですが、問題なく動作。
ブラケットカバーの劣化が進んでいましたが、新品が約1,000円で入手可能 -
ホイール:塗装劣化はあるものの、ハブの回転はスムーズ
結果的に大掛かりな部品交換は不要で、安心して作業に移れそうです。
お客様に概算見積りをご案内後、フレームから全てのコンポーネントを取り外し、洗浄を実施しました。
オーバーホール工賃はリムブレーキ車で 定額33,000円+部品代。
ゴールは【安全に調子よく走れる自転車】。
そのために作業時間を以下のように振り分けます。
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機能面に問題が出る部位の汚れ除去・整備
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時間に余裕があれば見た目の回復
組み立て・仕上げ
洗浄を終えたら、消耗品を交換しながら組み立てへ。
フリーボディにはグリス感がなくなっていたため、専用オイルでグリスアップ。
すべての調整を終え、無事に完成しました。
長く眠っていたロードバイクも、しっかり整備を行えば再び元気に走れるようになります。
「久しぶりにロードに乗りたいな」という方は、ぜひオーバーホールをご相談ください。
この度は作業のご依頼、ありがとうございました。
【ワイヤレス化】シマノGRX組替
お客様のグラベルバイクを、新型フルワイヤレスのGRX 1×12speedコンポへ組み換えさせていただきました。
パッケージもグラベルらしいカラーで気分が上がります。
作業にあたっては、ヘッドパーツやBB部を分解・洗浄し、グリスアップも実施。駆動系のリフレッシュからスタートです。
今回のGRXは、バッテリーをリアディレイラーに直接取り付ける仕様。
従来の有線コンポではシートポスト内部に隠されていたバッテリーが移設されたことで、湿気での劣化リスクも軽減され、さらにドロッパーシートポストの取り付けもしやすくなりました。
配線がないので組付けはシンプル。変速も非常にスムーズですが、初期設定では「E-BIKEモード」がオンになっており、ローギア変速がワンテンポ遅れる仕様でした。E-TUBE PROJECTで設定を切り替えると、素早く滑らかな変速に改善されました。
今回はフロントシングル仕様で組立て、左レバーは変速ボタンのないBL-RX825-Lを採用。リアは51Tの大型スプロケットを装着し、マイクロスプライン規格のフリーボディに対応させるため、ホイールも【フルクラム RAPID RED AL】に交換しました。
リム内幅25㎜のワイド設計で29~76mmまで幅広いタイヤに対応。アルミ製でコストパフォーマンスも抜群です。
毎年秋のロングライドを楽しみにされているお客様。間に合ってよかったです!
この度はGRXコンポへの組み換えをご依頼いただき、誠にありがとうございました。
【キッズバイク】ライトウェイ ジット24
ライトウェイのキッズバイク 「ZIT 24」 を納車準備いたしました。
シンプルなフレームデザインと落ち着いたカラーリング(今回はマットネイビー)で定評のあるジットシリーズですが、24インチともなるとタイヤサイズもぐっと大きくなり、大人用クロスバイクのような雰囲気になってきます。
「ついこの前20インチを買ったばかりなのに…」という親御さんの声もよく聞きます。
しかしスマホで写真をさかのぼってみると、20インチを買った頃のお子さまはまだまだ幼い姿。
そして親御さん自身のお肌も、なんだかピチピチしていたような…(笑)。
24インチは目安として小学校中学年〜高学年、身長で125〜145cmに対応。大人用スポーツバイクの小さいサイズが145cm前後から乗れることを考えると、次の1台はいよいよ大人用になるかもしれませんね。
今回も当店では大人用スポーツサイクルと同じクオリティでしっかりと組み立て整備を行いました。
メーカーによるとブレーキは「一般的な自転車は懸垂するぐらいの握力が必要ですが、ZITはカバンを持つぐらいの握力で十分な制動力を得られます。」とのこと。当店ではさらに軽くレバーを握ることが出来るよう、調整済みです。
また、22インチ以上のZITシリーズには頑丈なフェンダー(泥よけ)が標準装備。変速機も搭載されているので、走れるフィールドがますます広がります。もちろん、安全のためにヘルメットの着用はお忘れなく。
この度は ZIT 24 のご注文、誠にありがとうございました!




























