お知らせ
LOOK KG131のオーバーホールを承りました。
90年代後半、まだまだクロモリのロードバイクがたくさん走っていた頃のカーボンバイクです。
その頃…店長は小学校で釣り研究部の部長でした(本当にどうでもいいですね)。
それでは部品をフレームから取り外していきます。
スレッドステムのハンドルまわりも取り外し、洗浄しました。
取り外した部品も洗浄。
BBは固着気味なのかと思いきや、オーナー様のメンテナンス状態がよく、普通に取れました。
フレームをコーティング後、グリスアップしながら部品を組み付けていきます。
組み立て完了です。
バーテープのカラーはお任せしていただきましたので、イエローを巻いてみました…いかがでしょうか。
ガーミンが台頭し、あまり見なくなった有線式サイクルコンピューター。
久しぶりに気合入れてブレーキケーブルにマキマキしました。
ローギア25T、8段変速という、今となってはマッチョなギア。
多段化がすすむ現代のバイクと比べ、シート角などのフレームジオメトリが結構違うのも面白いです。
トルクは後ろ乗りの方が出るのかな?
時代とともに変化するロードバイクには「当時の乗り方の思想」があって、
当時のライダーが最新のバイクに乗り換えると快適かどうかは、乗り方も含めて検討しなければいけませんね。
90年代にタイムスリップできるLOOK、これからも大切に楽しまれてください。
オーバーホール…16,500円+交換部品代
最近少しばかり忙しく、ブログ更新が追いついておりません…
お預かり車の作業は進んでおりますので、ご安心ください。
ルイガノ クロモリロードをオーバーホールにてお預かりしました。
およそ10年前に購入されたそうで、とても綺麗に保管されております。
フレームから部品を外し、洗浄します。
ボトムブラケット部もクリーニングします。
取り外した部品も洗浄します。
ホローテックⅡ左クランクのネジ穴にぴったりの洗浄ブラシをホームセンターで見つけ、
汚れの落ち具合にテンション上がりました(笑)
部品を組み付ける前に、フレームをコーティングします。
砂塵がついた状態で衣服と擦れる機会の多いロードバイクですから、コーティングはまめにやりましょう。
必要な場所をグリスアップしながら、組み付け完了です。
ルックス・構造がシンプルなクロモリバイクは、年月を経ても魅力的です。
10年前はスタンダードだった23C幅のタイヤを、25Cへ交換しました。
荒れた舗装路でのラインどりが格段にラクになりますよ。
みんな外しがちなスプロケ内側の円盤…キレイに洗って再取り付け!笑
意味があるので、勝手には外しません。
リフレッシュした美しいクロモリバイクで、秋のサイクリングをしっかりお楽しみください!
オーバーホール…16,500円+交換部品代