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2025 / 09 / 11  08:26

【ワイヤレス化】シマノGRX組替

【ワイヤレス化】シマノGRX組替

お客様のグラベルバイクを、新型フルワイヤレスのGRX 1×12speedコンポへ組み換えさせていただきました。
パッケージもグラベルらしいカラーで気分が上がります。

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作業にあたっては、ヘッドパーツやBB部を分解・洗浄し、グリスアップも実施。駆動系のリフレッシュからスタートです。

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今回のGRXは、バッテリーをリアディレイラーに直接取り付ける仕様
従来の有線コンポではシートポスト内部に隠されていたバッテリーが移設されたことで、湿気での劣化リスクも軽減され、さらにドロッパーシートポストの取り付けもしやすくなりました。

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配線がないので組付けはシンプル。変速も非常にスムーズですが、初期設定では「E-BIKEモード」がオンになっており、ローギア変速がワンテンポ遅れる仕様でした。E-TUBE PROJECTで設定を切り替えると、素早く滑らかな変速に改善されました。

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今回はフロントシングル仕様で組立て、左レバーは変速ボタンのないBL-RX825-Lを採用。リアは51Tの大型スプロケットを装着し、マイクロスプライン規格のフリーボディに対応させるため、ホイールも【フルクラム RAPID RED AL】に交換しました。
リム内幅25㎜のワイド設計で29~76mmまで幅広いタイヤに対応。アルミ製でコストパフォーマンスも抜群です。

 

毎年秋のロングライドを楽しみにされているお客様。間に合ってよかったです!
この度はGRXコンポへの組み換えをご依頼いただき、誠にありがとうございました。

2025 / 09 / 09  23:03

【キッズバイク】ライトウェイ ジット24

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ライトウェイのキッズバイク 「ZIT 24」 を納車準備いたしました。
シンプルなフレームデザインと落ち着いたカラーリング(今回はマットネイビー)で定評のあるジットシリーズですが、24インチともなるとタイヤサイズもぐっと大きくなり、大人用クロスバイクのような雰囲気になってきます。

「ついこの前20インチを買ったばかりなのに…」という親御さんの声もよく聞きます。
しかしスマホで写真をさかのぼってみると、20インチを買った頃のお子さまはまだまだ幼い姿。
そして親御さん自身のお肌も、なんだかピチピチしていたような…(笑)。

24インチは目安として小学校中学年〜高学年、身長で125〜145cmに対応。大人用スポーツバイクの小さいサイズが145cm前後から乗れることを考えると、次の1台はいよいよ大人用になるかもしれませんね。

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今回も当店では大人用スポーツサイクルと同じクオリティでしっかりと組み立て整備を行いました。
メーカーによるとブレーキは「一般的な自転車は懸垂するぐらいの握力が必要ですが、ZITはカバンを持つぐらいの握力で十分な制動力を得られます。」とのこと。当店ではさらに軽くレバーを握ることが出来るよう、調整済みです

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また、22インチ以上のZITシリーズには頑丈なフェンダー(泥よけ)が標準装備。変速機も搭載されているので、走れるフィールドがますます広がります。もちろん、安全のためにヘルメットの着用はお忘れなく。

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この度は ZIT 24 のご注文、誠にありがとうございました!

2025 / 09 / 08  21:28

【チューブラータイヤ】Vittoria PISTA CONTROL

【チューブラータイヤ】Vittoria PISTA CONTROL

本日はピスト競技用チューブラータイヤ【Vittoria PISTA CONTROL】の取り付けを行ないました。

そもそもチューブラータイヤってご存じですか?昔からロードバイクに乗っているサイクリストに聞くときは、時間に余裕があるときに聞かないと苦労話に苦労することになるでしょう。 タイヤを接着剤で貼り付けるという、野蛮…クラシカルなタイヤです。

リムとタイヤにあらかじめリムセメントを塗って、広島弁でいうところの【ええがに】乾いたら貼り付けます。ホイール外径より小さめにタイヤが出来ているので伸ばしながら貼るのですが、途中伸ばしすぎると最後にあまって厚くなり、途中伸ばさなさすぎるとパツパツになって最後薄くなります。どちらも厚みが途中で変わるとタテ振れとなって、まあ良いことは無いですよね。

タイヤを取り付けたら、ホイールを回してタイヤの横振れをとります。先ほど【ええがに】乾かした状態で貼り付けたので、多少の微調整は可能です。
ちなみに乾きすぎていると貼りつきすぎて微調整が困難、乾かなさすぎの状態で貼り付けると、作業時にリムセメントが付いてほしくないところまで付いて見栄えが悪くなります。

レンチを回す系の作業が多い自転車整備の中で、この作業はかなり異色。「バーテープ巻き」が近いかもですが、やり直しの困難さを加味すると、高校時代にバイトで極めた「ソフトクリーム巻き」に近い感覚です(笑)。実は当時、私のソフトクリームがチラシに採用されたこともあります。だからどうしたんや。

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こちらの【PISTA CONTROL】タイヤは片面がスリック、片面が溝が入っています。 自転車は通常、ギヤ板がついているほう(乗車時に見て右側)から見てロゴが見えるようにするのですが、このタイヤはロゴ側がスリック、ロゴ無し側に意味ありげな溝があります。 このタイヤはすり鉢のようなバンク(自転車競技場)を左回りに走る用なので、接地するのは主に右側。どっちが右なのかを輸入代理店の方に一応確認。ざっくり言うと「ロゴ側を右にして使用する選手がほとんどだけど、たまに逆で使う選手もいるよ」とのこと。 ということで自信をもってよくある向き(ロゴが右)に取り付けました。

ご依頼いただいたのは国体に広島県チームで出場される選手。頑張ってきてください。

作業のご依頼、ありがとうございました!

2025 / 09 / 05  07:07

【ヘルメット】SMITH TRACE

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ご注文いただいていた【SMITH TRACE】が届きました。

「ゴリゴリのエアロ形状ではないのに280gって微妙な重さだし、それで4万円台は高くない?」
…と、すぐに候補から外してしまうのはお待ちください。


SMITHといえば “安全性能重視”

自転車用ヘルメットといえば、

  • EPS(発泡スチロール)のライナーで衝撃を吸収

  • 硬いアウターシェルで路面を滑って回転エネルギーを逃がす

こうしたシンプルな構造が一般的です。

でもSMITH TRACEには「KOROYD(コロイド)」と「MIPS」という2つのテクノロジーが搭載されています。


KOROYD(コロイド)とは?

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通常ベンチレーションの穴は何もないか、虫除けネットくらい。
でもSMITH TRACEはその部分に、ハニカム状のコロイドパネルがびっしり!

衝撃を受けるとこのパネルがつぶれてエネルギーを吸収。
しかもハニカム構造だから、通気性もしっかり確保しています。


MIPS(多方向衝撃保護システム)とは?

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路面に打ち付けられたときの“回転方向のダメージ”を軽減してくれる仕組み。
ヘルメットの中に可動式のライナーを追加することで、頭へのねじれを最小限に抑えます。

従来の「硬いシェルで滑らせる」だけでは防ぎきれなかった部分を、さらに安全にしてくれるのがMIPSです。


値段と重量以上の価値あり

この2つのテクノロジーによって、SMITH TRACEは“安全性能の高さ”を何よりも優先したヘルメットになっています。

 

気になるフィットについても、取り寄せ試着が可能。
3年ごとの買い替えが推奨される自転車ヘルメット。
次回の候補に、ぜひSMITH TRACEも入れてみてください。

2025 / 09 / 03  13:16

【パワーメーター取付】Magene PES-P515

【】

Mageneのパワーメーター 「PES-P515」 を取り付けさせていただきました。
クランク型のモデルで、重量は625g。

計測できる項目は、

  • パワー(精度 ±1.0%)

  • ケイデンス

  • 左右バランス

  • ペダルスムーズネス

と、トレーニングに欠かせないデータをきちんとカバー。
それでいて価格は 39,600円(税抜) と、驚きのコストパフォーマンスです。

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嬉しいポイントとして、シマノの11速・12速クランクをご利用中であれば、BBやチェーンリングはそのまま活用可能。もちろんペダルも既存のものを引き続きお使いいただけます。

 

「性能の高さ」と「導入しやすさ」を兼ね備えた一台。
パワーメーターを試してみたい方に、とてもおすすめできるモデルです。

作業のご依頼、ありがとうございました。

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