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【パワーメーター取付】Magene PES-P515
Mageneのパワーメーター「PES-P515」を取り付けさせていただきました。
クランク型のパワーメーターで、重量も625gと軽量です。
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パワー(測定精度 ±1.0%)
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ケイデンス
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左右バランス
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ペダルスムーズネス
と、しっかりとしたデータを取ることが可能です。それでいて価格は税抜39,600円と抜群のコストパフォーマンス!
さらに、シマノ11速/12速クランクをお使いの場合は、BBやチェーンリングはそのまま流用可能。
クランク型なので、もちろん今お使いのペダルもそのまま使えます。
「高性能 × 最高のコスパ」を両立したパワーメーターを、ぜひ体感してみてください。
あわせてご依頼いただいていた BBの状態チェック も実施しましたが、
しっかりグリス感があり、まだまだ安心してご使用いただける状態でした👌
チェーンリングも移植し、取付完了です。
同時にご依頼いただいていたコラムカットとヘッド部分のグリスアップも行いました。
バーテープは、DEDAのドット模様のものに交換しました。
最後にサドルを5mm下げて、すべての作業が完了しました!
この度は作業のご依頼、ありがとうございました。
【ハンドル周り交換】DEDA SUPERBOXステム
ハンドル高が高すぎるとのご相談で、お持ち込みいただいたステム&ハンドルへの交換を承りました。
完成車付属の一体型ステムハンドルについては、写真のようにスペーサーがあり、さらに1cm下げられるのでは?と確認してみました。
しかしながら、こちらはオルベアのヘッドパーツを他社規格(ACR規格)へ変換するアダプターを兼ねているため、取り外しはできませんでした。
そこで今回は、お持ち込みいただいた DEDA SUPERBOXステム に交換し、ご希望通りハンドル高を下げさせていただきました。
こちらがお持ち込みいただいたステム。
下部のブレーキホース用のカバーを用いず取り付ければ(写真 下)、カバー分さらに下げることが出来るのですが…
今回お持ち込みいただいた DEDA SUPERBOXステム は前期モデルでした。
後期モデルでは、丸で囲った部分にブレーキホース用の穴が追加されており、前期品に比べて下部カバー無しで対応できる車種が増えています。
今回の車体の場合、フル内装化(下部カバー無し)には後期モデルが必要となります。
また、お持ち込みのハンドル自体もフル内装対応ではなかったため、いずれにせよ下部カバーを用いた取り付けとなったものの、
ユーズド品をご購入される際は、このように前期/後期の仕様違いがあるため、ご注意いただければと思い、ご案内まで。
オルベア純正のヘッドパーツカバーを DEDA用に交換 した上で、ステム交換を行いました。
フル内装ハンドルからの交換となるため、ブレーキホースを一度切断し、通し直す必要があります。
切断で -1cm、さらにハンドル幅が +2cm(片側1cmずつ拡張)になり、加えてハンドル形状による取り回しの影響で、ブレーキホースにはある程度の余長が求められます。
しかし前ブレーキ側は、もともとフレーム内の取り回しで余裕を確保するのが難しい構造のため、ホース長が不足。結果として、前ブレーキ側のみ新しいブレーキホースへの交換が必要となりました。
ホース交換にあたりヘッド周りを分解するため、あわせて ヘッドベアリングのグリスアップ を実施しました。
分解の手間が重なる箇所ですので、このタイミングでメンテナンスしておくのが合理的です。
後ろのグレーの袋は、僕のお弁当です🍱
作業完了いたしました。
下部カバーを使用することで多少厚みは出ますが、ハンドル取付部の比較で 約1.5cmハンドルを下げることができました。
また、ブレーキホースはステム内部ではなく下部カバー内を通る仕様となり、さらにお持ち込みいただいたハンドルも外通しタイプのため、今後のハンドル交換も容易です。
これにより、現在ポジションを模索中のお客様にとっても、調整しやすく扱いやすい仕様 となったかと思います。
この度は作業のご依頼、ありがとうございました。
【メンテナンス】ブレーキフルード漏れ
お盆休みも終わり、営業しております。
先日の点検時に、ブリードニップルが締まっているにもかかわらず付近にブレーキフルードのような滲みが見られたお客様のバイク。その後しばらく様子を見ていただいておりましたが、再度ご来店いただき再確認したところ、やはり滲みが確認されました。
そのため、ブリードニップルとOリングを交換いたしました。作業自体は取り外し・取り付けで完了しますが、付随してブレーキフルードの交換も必要となるため、いったんお預かり。
現在は作業を完了しておりますが、念のためもう少々様子を見させていただき、再度滲みがないことを確認したうえでお返しとさせていただきます。
もう片方のキャリパーのブリードニップルキャップが千切れていたため、こちらも併せて交換させていただきました。
以上で作業完了となります。ご依頼ありがとうございました。
【ハンドル交換】CANYON T-BAR
CANYONのハンドル交換をお預かりしました。今回はハンドル全体ではなく、中心部分の【T-BAR】を交換し、ステム角度や長さを変更します。
作業はまず、STIレバーの固定ボルトを緩め、ブレーキホースがレバーに接続されたままハンドルからレバーを外し、ハンドル内部などにブレーキホースの余長があるか確認します。
ブレーキホースを着脱する際は、既存のコネクティングインサート部分をカットする必要があります。今回の場合
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コネクティングインサート分:1cm
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コラムスペーサー追加分:1cm
合計で2cmの余長がないと、ホースの再利用はできません。
今回お預かりしたCANYONの車種は、フレーム内部でホースが暴れないよう、ダウンチューブ内部で結束バンドにより固定されています。
そのため、ホース交換となると付帯作業も含め、かなりの長時間作業になります。
可能な限りホースを再利用したい――いや、するんだ!
やればできる、さあ確認だ!
普通に全く足りなかったので、新品ホースへの交換作業に移ります。
↑T-BAR
T-BAR内部にブレーキホースを通す際は、2箇所の90°カーブに加え、あらかじめヘッド周りの小物を装着した状態でホースを通す必要があります。さらに、前後ブレーキで通す穴も異なり、もはやT(トリッキー)-BAR。
しかも、パソコンで楽しむ“ティーバー”のように「あっ!10秒戻って!」は不可。
一度のミスが、さらなる長時間作業を生みます。
そのとき、それはもはや T(Tearfulness…感情が高ぶって涙が出る)-BAR へと変貌します。
ブレーキフルードを充填し、しっかりとエア抜きをして――完成しました!
この喜びを表すにはT(…もういいですね!(笑)
作業のご依頼、ありがとうございました。
なお、**8/10(日)~8/17(日)**まで夏季休業を頂戴しております。
ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
【クロモリフレーム】Panasonic FRCC35
ご注文いただいておりました Panasonic クロモリフレーム【FRCC35】 が入荷いたしましたので、組み立てを行いました。
フレームデザインは BD-CG(クラシックグラデーション) で、
カラーは【1C-S3(S.Mシルバー)】および【1C-V9(S.Mブルー)】にてご発注いただいておりました。
「S.M」はスパークルメタリックの略称で、メタルガラスフレークがきらめく、光の当たり方によって美しく表情を変えるカラーリングとなっております。
BB部分にはごく軽く塗装が乗っている場合がありますので、念のためタップを通してネジ山の確認を行っています。
元々の仕上げがとてもきれいで、切粉はほとんど出ませんでした。
ネジ穴をきれいにさらったあとは、BBシェル端面とボトムブラケットが均等に接するように、
BBシェルの端面がBB軸に対して垂直かつ平面になるよう、フェイシング処理を施しております。
これにより、圧力が偏ることなく正しく締結され、BBの耐久性の向上や、回転抵抗の低減につながります。
上から順に、
☑ 加工前
☑ 加工中
☑ 加工後 の写真となります。
加工中の写真では、BBシェル上半分に塗装が残っているのがお分かりいただけるかと思います。
このような状態でフェイシング加工を行わずにBBを取り付けた場合、端面への圧力が上下で不均一になってしまうことが予想されます。
とはいえ、昔の調整式BBとは異なり、現在主流のシールドベアリングBBでは、この加工によってベアリングの回転が明らかにスムーズになるような違いは、正直なところ体感できないでしょう。
実際、Panasonicのフレームは無加工でも十分な仕上がりですので、そのままでも問題なく組み付けできます。
ですが——
長く、大切に乗っていただけるクロモリフレームだからこそ、
そしてせっかく当店でお選びいただいたPanasonicクロモリフレームですので、
「できることは、しっかりやっておきたい」という思いで、丁寧に加工を施しております。
完成しました。
カーボン全盛の時代ではありますが、やはりトラディショナルな細身のクロモリフレームには、
他にはないクラシックで落ち着いた魅力がありますね。
そんなクロモリフレームのタイムレスな美しさを、
カンパニョーロのコンポーネントがさらに引き立ててくれています。
当店のお客様の中にも、カーボンバイクに加えてPanasonicのクロモリを増車されたところ、
気づけばそちらばかり乗るようになってしまった…という方がいらっしゃいます。
クロモリバイクは、最新素材とはまた異なる独特の魅力を持つ存在です。
昔ながらのスチール素材の延長線上にあるこのバイクは、乗れば乗るほどじんわりと愛着が湧いてくる、そんな不思議な魅力があります。
カラーを厳選して注文し、完成までのうずうずするような待ち時間も、完成車にはない楽しみのひとつかもしれません。
お手元に届いたフレームは、大阪のPOS工房で職人さんが一つひとつ丁寧に仕上げた、あなただけの一台。
きっとこれから、長く愛着をもってお乗りいただけることと思います。
この度はご注文、誠にありがとうございました。
ちなみにこのシートステイにある小さな突起、何かご存じでしょうか?
これは、後輪を外した際にチェーンを引っ掛けておくためのフックで、
チェーンがカチャカチャ暴れないようにしてくれ、車載や輪行時に地味に便利なんです。
最近のフレームではあまり見かけなくなった、いわば絶滅危惧装備。
でも、こういったクラシカルで実用的なディテールにクロモリフレームらしい味わいがありますね。
























