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【オーバーホール】DE ROSA

どうもこんにちは、ほぼ半年ぶりの更新です。
小学生のころ習った二毛作と二期作をおもい出しました。作物なら一回分育って収穫されている…
今回はオーバーホールでお預かりしたDEROSAの作業です。
・ディスクブレーキの音鳴り
・ハンドル交換
・プーリー部のセラミックベアリングの注油
もご要望いただいておりますので、こちらも作業します。
まずはコンポ等を取り外してフレームをクリーニングし、コーティングしていきます。
ディスクブレーキのマウント台座裏など、普段は洗いにくい場所もこの機会に掃除します。
プーリーベアリングのメンテ。
ディスクブレーキの音鳴りですが
ディスクローターは替えたばかりでパッドがアヤシイ…ヴィプロスの専用クリーナーで洗浄しました。
ウェスは真っ黒、パッドは真っ白になりました。
クリーナーでキレイにしても音鳴りが解消されない場合もまぁまぁあるので、基本的にはパッド交換をおすすめするのですが
今回はまだパッド残量がしっかりありますので 洗浄して様子をみます。
クリーニングのヤマ場はドライブトレインに固着したチェーンオイルの除去。
だいたいクリーニング用ケミカルですぐ溶けたり、泥状になっている場合はケミカル+固めブラシでこそげ取れるパターンですが
爪でこすってもとれず、石のようになっていました。でも結構このパターンあるんですよ。
あれこれ使ってクリーニングしました。
パーツ洗浄完了。
組み立てていきます。
ホイールは一ヵ所フレていたので修正して組付けます。
ヘッドベアリングにはなるべく隙間なくグリスを塗ります。ここは次回のオーバーホールまでなんとか持たせたい部分です(費用的に)。
ケーブル内装式フレームですと写真のように
ブレーキホースがベアリングの中を通っていますから、ベアリングがサビて交換となると分解箇所が多く
工賃等が結構かかりますので、ヘッドパーツの状態が微妙でしたらオーバーホールの際に替えてしまったほうがシーズン中に交換するよりトータル安いです。
今回は全く問題ない状態でしたので、再利用します。
さて今回のお楽しみポイント、ハンドル交換。
走行すると省エネ感がたまらない幅狭フレアハンドルです。
ハンドル裏からフル内装可能で、フレアで、超軽量(165g)で…というとかなり選択肢が狭まりますが
そのパターンならGIANT Contact SLR Handlebarがおすすめ。
私も昨年秋にこちらのハンドルを購入し使用していますが、多少慣れが必要になるものの
狭いブラケットポジションからくるフォーム改善はエアロ効果が大きく
なおかつ落差があまりない下ハンドルはフレア形状により幅広で安定感があり親しみやすく…しばらく通常の幅広ハンドルには戻れそうにありません。
ちなみにうちにGIANT製品の取り扱いはありませんので、お求めの際はジャイアントストア広島宇品がおすすめ。
ナイスガイのK店長に「エルカミーノの佐々木におすすめされて来た」とお伝えいただければ
割増料金にてご購入いただけるはずです(笑)
さて組みあがりました。
フル内装で組んだGIANT ContactSLRハンドル。
ロゴ含めてシンプルなルックスはバイクになじみやすく、良い感じになりました。
初回点検時にご感想をお伺いするのが楽しみです。
今回はオーバーホール作業のご紹介でした。
ご覧いただきありがとうございました。